第 166 回 PTT のお知らせ

PTT幹事の岩崎@東大です.

7月のPTTのお知らせです.場所は早稲田です. 話は2つあります.SWoPP が開催されていた関係上,予定より1週間遅れということにしました.


開始 日時: 1991年 7月 24日 (水) 18:30 から 開始
場所: 早稲田大学理工学部 59号館 4階 402号室 情報学科会議室

(山手線新大久保駅下車.改札を出て右にしばらく歩いていくと,右側に ダンキンドーナツがあるので,その向かい側の道に(左折して)入る.しばらく 行くとつき当たるので,右に曲がりすぐまた左に曲がって進む.すると,早大 のテニスコートがあるので,右手にコートを見ながら行き,塀の切れ目を入る. 10分程度です.)


話題 1: 早稲田大学のネットワーク
—とくに数学科ネットの現状と問題点(仮題)

話者: 落合 大 (早稲田大学理工学部)

内容:

この一年で早稲田大学のネットワーク,とくに大久保キャンパスのUNIX系 ネットワークが大きく変化している.スーパーコンピュータや機能分散を目的 とした各種サーバの導入,UNIXワークステーションを数十台設置した教育用 UNIX端末室の開室が新たに行なわれた.理工学部の一学科である数学科でも独 自のネットワークを構築し,大久保キャンパスのUNIX系ネットワークに接続し ている.本発表は,このような現状と問題点について説明し,御列席の方々の 御意見・御提案を求めることを目的としたものである.


話題 2: 帰納的に定義された自然数列の計算の超並列化

話者: 栗野俊一 (早稲田大学理工学部)

内容:

並列計算機システムで,問題を高速に解くには,その与えられた問題を並 列化する必要がある.しかし,一般には,問題に含まれる順序性がこの並列化 を阻害し,思うように高速化できないことが多い.帰納的に定義された数列の 第n 項を求める問題は,このような順序性をもつ典型的な問題の一つである. 本発表では,まずはじめに,この問題に対して制限を加え,その制限を利用し て問題を並列化する手法を述べる.ところが,この手法は大量の計算機を必要 とする.そこで次に,この制限を緩和することを目的とした,計算機台数と時 間の交換手段,およびに,計算機台数と領域の交換手段をそれぞれ示す.


食事: 今回はありません.


次々回: 1991年 9月 18日 (水) 東大 (予定)

葉書の残りは 枚です

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東京大学工学部計数工学科  岩崎英哉
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