第 225 回 PTT のお知らせ


日時: 1996年12月19日 (木) 18:30 から
場所: 富士ゼロックス株式会社 KSPソフトウェア事業所 4F プレゼンテーションルーム
JR南武線武蔵溝の口駅,東急田園都市線溝の口駅下車.
田園都市線利用者は南武線乗り換え口を出て,まっすぐ
南武線に沿って進む.南武線利用者は,改札を出て
すぐ右に曲がり南武線に沿って進む.
どちらも約1000m進むと左手にNEC東京第二工場があるので,
その右端の塀に沿い約50m進むと,かながわサイエンス
パーク(KSP) (淡い紫色のビル)の前に着く.X字した棟の
手前側のエレベータに乗り,4階で降りる.エレベータ
ホールから右手に進むと会議室があります.
KSPへのシャトルバス(無料)もあります. 乗り場まで駅から
徒歩で5分ほど, シャトルバスに乗って3分ほどで着きます.
バス停は, JR溝の口駅改札から右手へ南武線沿いに100mほど進み,
横断舗道を渡って, 進行方向左手に工事現場を見ながら, 
そのまま100mほど直進した右側にあります.

話者: 村井 和昌(富士ゼロックス 総合研究所 ドキュメント工学研究所)
題目: 離散値ニューラルネットワークを用いた色変換と、その学習方法
概要:
  ニューラルネットワークは汎化能力や、有界閉集合上で定義される連
続関数を近似できることが知られている。話者らはこの特性に着目し
「色変換」に適用した結果、既存の手法寄りも良好な近似精度が得られ
た。ニューラルネットワークの規模と汎化能力には密接な関係があると
考えられているが、この関係を実験的に把握したので話題とする。
  また、従来から種々のニューラルネットワークの学習方法が提案され
ているが、離散値の係数により規定される関数(係数、演算過程が有限
精度であるニューラルネットワークなど)の学習方法はあまり研究され
ていなかった。話者は、シミュレーテッドアニーリングに類するアルゴ
リズムを用いることによって学習が可能であることを確認した。このア
ルゴリズムは実験的には動作が確認されているが、最小誤差を与える係
数に収束するか否かの証明はなされていない。この証明問題を話題とす
る。

食事:
当日発表終了後、忘年会を行います。
会費は6,000円程度を予定しています。会場の予約の都合上、
忘年会にご参加される予定の方は、お手数ですが、
伊知地(富士ゼロックス 総合研究所 ドキュメント工学研究所)
    e-mail  hiro@crl.fujixerox.co.jp
    FAX     0465-81-8983
あて、12月18日(水)までにご連絡下さい。