第 243 回 PTT のお知らせ


日時: 1998年11月19日(木) 18:30 から
場所: 東京農工大学 工学部 情報コミュニケーション工学科 7号棟 1階 1E 室
中央線 東小金井駅 南口から,西へ向かって,徒歩8分程度です.
農工大の東門に建物の掲示があります. WWWを見られる方は,
http://omicron.ei.tuat.ac.jp/Guide/tuat_position.html
に案内図があります.

話者: 斎藤 隆文(農工大・情報コミュニケーション工学科)
題目: 情報工学系学生のための数学教育の試み
概要:
話者は昨年8月までの10年間,NTT研究所に在職していたが,若手研究者の中に,
「数学的センス」が欠如した人が意外に多いことが気になっていた.数学と言っ
ても難しい数学理論ではなく,日々の研究開発で遭遇する問題に対して,基本的
な数学が応用できるかどうかということであり,むしろ「工学的センス」と言っ
た方が正しいかもしれない.彼らの多くは,学生時代には成績優秀であったと思
われ,型にはまった問題を解く能力は高い.しかし,現実に遭遇する問題は,曖昧
模糊として決まった答のないものも多い.そのような状況下では,数学的思考能
力が十分に発揮できないのである.

 話者は農工大に赴任して間もなく,学部2年生向け専門科目である「数学演習
II」を担当することになった.これは,もともとは離散数学を中心とした内容の
演習科目であったが,これを「使える数学」を指向した内容に組み替えて,試み
ることにした.もとからあった集合,確率,級数展開,論理などに加えて,植木算,
概算法,logスケールの概念,財テクの数学など,思考方法の訓練や現実に即した
内容を取り入れた.  今回は,この演習の主旨と内容,ならびに学生の反応につ
いて述べる.

食事: ありません.東小金井駅近辺のモスバーガー,途中のピーコック (マクドナルドあり)などをご利用ください.


第 243 回 PTTメモ


出席者: 池田諭, 福田和真, 熊谷洋子, 瀬川大勝, 大野晋哉, 飯野昭, 兵頭博成, 鈴木豪(農工大), 和田英一, 下國治(富士通研), 山内斉(電通大), 佐々木崇郎(), 伊知地宏, 佐口泰之(富士ゼロックス), 丸山一貴, 寺田実, 田中哲朗(東大)
質疑応答: