第 275 回 PTT のお知らせ


日時: 2001年12月21日(金) 18:30 から
場所: 早稲田大学理工学部59号館4階 情報学科会議室
      山手線高田馬場駅より早稲田通りを東へ7分、 明治通りを南へ8分、
      右手に理工キャンパス。 キャンパスの南側の道から正門入る.
      正門のすぐ左手が59号館 
| | [T]--------------+---- | 早稲田通り |明 | |治 |山 |通 |手 |り |線 ----------+<-諏訪町交差点--- | [7]| | | | +------+| || |早稲田|| |v +--[S]-+| |新 --------+ |宿 |[L] [T]=高田馬場駅 [7]=セブンイレブン [L]=ローソン [S]=正門 (キャンパス拡大図) +----------+ | 51 |<-高いビル +----------+ +----+ +----+ | 59 | | 52 | +----+ +----+

話者: 松田能成(早稲田大学大学院 筧研究室 修士2年)
題目: ユーザカスタマイズ可能なメタ検索システムのレイティング手法
概要:
ユーザフレンドリな検索を行うシステムを追求するテストベッドとして、 PIONEROを実装した。既存の検索エンジンがもたらす第一次検索結果に対して ユーザがさまざまなフィルタリングやレイティングを施せる仕組みを用意して、 ユーザの検索を助けるとともに、ユーザの振る舞いを記録して研究材料を得る ことを目的としている。PIONEROは次のような機能をもっている。 PIONEROの利用履歴に基づき次の指標をページ情報のレイティングに組み込む。
  • オンラインブックマーク履歴の利用
  • 参照時間履歴の利用
  • フィルタリングルール履歴の利用
  • 関連語選択履歴の利用 今回は、PIONEROが、これまで得られたユーザの行動履歴を参考にし、レイティ ングをするという一連の振る舞いを紹介する。
    話者:小林丈二(SAS Institute, Inc. Asia Pacific Research & Development、早稲田大学大学院 筧研究室 修士2年)
    題名:スケルトンフォントによるグリフの自動生成とその利用
    概要:
    太さや飾りを省略し、文字の骨格のみを定義したスケルトンフォントは文字 データを作成するのが容易であるという大きな利点を持っている。スケルトン フォントに肉付けをして明朝体やゴシック体の文字を生成するという研究がす でになされている。本研究では、スケルトンフォントを容易に作成、編集する ことはもちろん、作成したフォントを容易に利用するための仕組みまで考える こととする。

    スケルトンフォントデータを扱う機能をサーバーに持たせ、データ編集や参 照をネットワーク上のクライアントから行う仕組みを作成した。スケルトンフォ ントをレンダリングするJavaアプレットをhtmlページに埋め込むことで、作成 したフォントを公開できるシステムを利用例として紹介する。